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スポーツの歴史からみる「eスポーツとは」〜ゲームはスポーツになり得るか?

テクノロジーの進化によって、スポーツは今大きな転換点にあります。象徴的な現象のひとつが「eスポーツ」です。eスポーツの現状を押さえた後、東海大学でスポーツ史、スポーツ人類学を研究する松浪稔教授への取材をもとに、「eスポーツはスポーツになり得るか?」を考えていきます。

eスポーツがオリンピック種目に?

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eスポーツは、単にゲームの大きなムーブメントではなく、従来のスポーツの領域にも足を踏み入れています。

2018年2月には平昌オリンピック(第23回オリンピック冬季競技大会)に合わせ、IOC公認のeスポーツ大会が開催されました。韓国で人気の高い『スタークラフト2』で、世界のトッププレイヤーが競い合いました。

また、同年のジャカルタ・パレンバンアジア大会にもデモンストレーション競技として採用。6タイトルが行われ、中でも『ウイニングイレブン2018』では日本チームが見事優勝を果たしました。なお、2022年の杭州アジア大会では、正式種目として採用される可能性があります。

プロサッカーのJリーグも、eスポーツに進出しています。2018年3〜5月、PlayStation 4版『FIFA 18』を競い合う「明治安田生命eJ.LEAGUE」(eJリーグ)を開催しました。優勝したかーる選手は、FIFA(国際サッカー連盟)が主催する「EA SPORTS FIFA 18 Global Series Playoffs」への出場権を得ました。

このような盛り上がりの中、一時は2024年パリオリンピック(第33回オリンピック競技大会)の正式種目にeスポーツが採用されるのではないか?と取り沙汰されました。IOCのマコネル競技部長はパリオリンピックでの採用は厳しいとの見方を示しましたが、気運は高まっていると言えます。2028年、2032年のオリンピックでは、正式種目の舞台で世界のeスポーツプレイヤーが、ゲームの腕を競っているかもしれません。

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