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いしだみつなり[石田三成]

江戸中期の町人思想家,石門心学の創始者。通称は勘平,梅岩は号。丹波国生れ。京都の商家に奉公しながら勉学と思索に努め,隠士小栗了雲に師事。心学の根本である人性の開悟,自身の心と世界の一体性を自覚し,45歳のとき自宅に講席を開いて教化活動を開始。朱子学に由来する用語を多く使い,勤勉・倹約・正直・孝行などの通俗倫理による人間の道徳的自己規律を説いた。商人をはじめ四民の社会的役割を指摘し,賤商観を克服し庶民の人間としての尊厳を強調するなど,社会的に成長してきた町人を主とする庶民層の意識を自覚的に思想化した。著書「都鄙問答」。

山川 日本史小辞典(改訂新版)、52ページ、2016年、山川出版社

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