私がここに他人本位というのは、自分の酒を人に飲んでもらって、後からその品評を... 作家 夏目漱石 『私の個人主義』 自分の酒を他人に飲んでもらって、その品評に一喜一憂し、人の顔色をうかが... | 2018/10/18
確実な真理を見出すためには、一生に一度、土台からすべてのことを疑うべきである... フランスの哲学者 デカルト 『方法序説』 疑うこと、批判すること、異論を述べること、日本人はこれらを集団... | 2018/10/16
終始何かさらにしたい事、するはずの事があるように思っている。ただしそのしたい... 明治・大正時代の文学者 森鷗外 『カズイスチカ』 主人公の新進の医学者は研究熱心なあまり、ありふれた病気... | 2018/10/15
人は他の何ものを知るよりさきに、自己みずからを知ることを学ばねばならない。 デンマークの思想家 キルケゴール キルケゴールにとって自己を知るとは、自己が何にむかって生きているのか、... | 2018/10/10
誰もが他者であって、誰ひとり自分自身ではない・・そのようなただの『ひと』に自... ドイツの哲学者 ハイデッガー 『存在と時間』 誰もと同じように振る舞い、誰もが考えるように考え、人に流さ... | 2018/10/09
私の重みは私の愛であり、それによって私はどこへでも運ばれるのです。 キリスト教の教父 アウグスティヌス 『告白』 愛は引力のように、我われをさまざまなものへと誘因する。何に... | 2018/10/04