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近松半二(ちかまつはんじ)

生没 1725~83.2.4 江戸中・後期の浄瑠璃作者。本名穂積成章。近松門左衛門とも親交があった大坂の儒学者穂積以貫(いかん)の次男。2世竹田出雲に師事して竹本座の座付作者となり,1751年(宝暦元)「役行者大峰桜(えんのぎょうじゃおおみねさくら)」の初段の執筆が最初。以後絶筆の「伊賀越道中双六」まで57編の作品を残す。対位法的な場面構成,歌舞伎的な技法の導入などに特色がある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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