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永代売(えいたいうり)

年季を限らずに売り渡すこと。中世までは,人身についても行われた。江戸時代,幕府は1643年(寛永20)に永代売買による小農民の土地の喪失の防止を目的とした田畑永代売買禁止令をだした。禁止は1872年(明治5)まで続いたが,質入の形態による事実上の永代売が広く行われ,時期が下るにしたがって増加した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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