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フィッショントラック法(フィッショントラックほう)

天然ウランが核分裂(フィッション)した際,ガラス質の鉱物に残した傷跡を数えて,試料の年代を測定する方法。考古学では土器や窯跡など加熱された試料の測定に利用される。また火山灰の年代測定にも利用する。炭素年代測定法では3~4万年までが限界だが,この方法はさらに古い時代まで測定できる利点がある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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