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鎌倉(かまくら)

神奈川県南東部に位置し,相模湾に臨む。735年(天平7)の「相模国封戸租交易帳」に鎌倉郡・鎌倉郷の名称がある。平安後期,東国武士団を率いた源頼義が所領とし,石清水(いわしみず)八幡宮を勧請,鶴岡八幡宮となる。1180年(治承4)伊豆で挙兵した源頼朝は鎌倉に入り,日本初の武家政権の根拠地とした。以後東国の中心都市として発展。室町時代には鎌倉府が設置されたが,1455年(康正元)関東公方足利成氏(しげうじ)が室町幕府の追討軍に追われ,下総の古河(こが)を拠点としたため衰退。戦国期には小坂郡・東郡とよばれた。北条早雲が玉縄城を築城し,近世初頭には再び鎌倉郡とよばれ,神社・寺院が多く,江の島・大山詣の途中に立ち寄る遊山の地としてにぎわった。明治期以降は,別荘地・保養地として著名。1939年(昭和14)鎌倉・腰越の2町が合併し市制施行。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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