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桂園派(けいえんは)

江戸後期の和歌の流派。その活動は明治期にも及んだ。「しらべ」の説を提唱した香川景樹(かげき)の歌学を継承する。桂園は景樹の雅号。門人は全国にわたり,おもな歌人に景樹の子景恒,桂門の四天王といわれる熊谷直好(くまがいなおよし)・木下幸文(たかふみ)・菅沼斐雄(あやお)・高橋残夢(ざんむ)のほか,児山紀成(こやまのりしげ)・中川自休(じきゅう)・内山真弓・八田知紀・渡忠秋・氷室長翁(ながとし)・誠拙(せいせつ)禅師らがいる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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