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松屋会記(まつやかいき)

「松屋日記」「松屋筆記」とも。安土桃山・江戸初期の茶会記。3巻。奈良の豪商漆屋の松屋源三郎久政(ひさまさ)・久好・久重の3代,約120年間に及ぶ茶会のようすを記す。茶道の全盛期の記述で,とくに1587年(天正15)の北野大茶湯の記事,唐物中心から和風への変化,千利休の茶,各時代の茶人の活躍などが知られる貴重な史料。「茶道古典全書」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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