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松平信綱(まつだいらのぶつな)

生没 1596.10.30~1662.3.16 江戸前期の老中。武蔵国忍(おし)藩主,のち川越藩主。伊豆守。俗称知恵伊豆。父は大河内久綱。叔父松平正綱の養子となる。1604年(慶長9)徳川家光に近侍し,23年(元和9)小姓組番頭,32年(寛永9)年寄並。翌年六人衆として幕政に参画。3万石。34年従四位下に進み,翌年名実ともに年寄(老中)となった。37年の島原の乱鎮定の功により,39年川越6万石を与えられる。家光死後は徳川家綱を補佐し,幕閣の中心として活躍。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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