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松平忠直(まつだいらただなお)

生没 1595~1650.9.10 江戸初期の大名。越前国北庄(きたのしょう)藩主。結城秀康の長男。徳川家康の孫。1607年(慶長12)父の遺領68万石を継ぐ。大坂夏の陣では敵将真田幸村を討ちとるなど大功をあげ,従三位参議となり,17年(元和3)越前守に改めた。しかし恩賞を不満とし,とくに家康死後は参勤を怠るなど不遜な行動がめだち,23年改易となり豊後国萩原に配流。室は徳川秀忠の女勝姫。嫡男光長は翌年越後国高田に転封。北庄は弟忠昌が継いだ。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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