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松平容保(まつだいらかたもり)

生没 1835.12.29~93.12.5 幕末期の京都守護職。陸奥国会津藩主。父は名古屋藩の支藩高須藩主松平義建(よしたつ)。肥後守。1846年(弘化3)会津藩主松平容敬(かたたか)の養子となり,52年(嘉永5)遺領相続。62年(文久2)京都守護職に任じられ,上洛。8月18日の政変で攘夷派の公家衆を追放し,64年(元治元)禁門の変では上京の萩藩兵を攻撃。長州戦争でも軍を進めた。大政奉還後,鳥羽・伏見の戦に敗れ会津に帰国。戊辰(ぼしん)戦争での敗戦後,鳥取池田家に預けられる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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