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松平容頌(まつだいらかたのぶ)

生没 1744.1.9~1805.7.29 江戸中期の大名。陸奥国会津藩主。父は4代容貞。肥後守。1750年(寛延3)7歳で遺領相続。叔父容章(かたあきら)が15年間政務を補佐した。質素倹約を旨とした藩財政の緊縮策を推進。82年(天明2)大凶作により農村が荒廃。家老田中玄宰に寛政の改革を断行させた。郷村支配強化,漆木・養蚕・薬用人参などの特産物を奨励し,漆器・酒造・製陶業を振興。また藩校日新館を開設。藩士子弟の入学を義務づけた。初代正之以来の名君と称された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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