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松浦武四郎(まつうらたけしろう)

生没 1818.2.6~88.2.10 幕末期の北方探検家。伊勢国一志郡須川村の郷士出身。1845年(弘化2)はじめて蝦夷地に入り,49年(嘉永2)にかけて樺太・択捉(えとろふ)島まで巡歴。55年(安政2)蝦夷地御用掛となり,翌年から58年にかけて蝦夷地を踏査し,場所請負制下に苦しむアイヌの人々の実情を明らかにする。69年(明治2)開拓使判官となり,北海道の名付親となったが,翌年辞任。「東西蝦夷山川地理取調日記」など著作多数。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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