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増田長盛(ましたながもり)

生没 1545~1615.5.27 織豊期~江戸初期の武将。豊臣氏の老臣(奉行)。出身は近江・尾張の2説がある。豊臣秀吉に仕え,1584年(天正12)小牧・長久手の戦功で2万石。この頃から奉行として活動,おもに検地など民政にあたった。文禄の役には渡海し,兵站(へいたん)補給などを担当。95年(文禄4)に大和郡山20万石,秀吉の晩年には年寄(五奉行)の1人に数えられる。関ケ原の戦では西軍につき,戦後,領地を没収され,高野山のち武蔵国岩槻へ配流。大坂夏の陣で子の盛次が大坂方となったため死を命じられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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