1. 用語
  2. 日本史 -め-
  3. 明暗(めいあん)

明暗(めいあん)

夏目漱石の最後の,また最長の長編小説。1916年(大正5)5月26日から188回にわたって東京・大阪の両「朝日新聞」に掲載されるが,作者の死によって中絶,未完。翌年に岩波書店から刊行。日常生活の抜き差しならない人間関係を,緻密に徹底した相対性のただ中に描きだす。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう