1. 用語
  2. 日本史 -む-
  3. 村田清風(むらたきよかぜ)

村田清風(むらたきよかぜ)

生没 1783.4.26~1855.5.26 「せいふう」とも。江戸後期の萩藩士。天保期の藩政改革の指導者。通称は亀之助・新左衛門・四郎左衛門。号は松斎。1838年(天保9)に表番頭・地江戸両仕組掛となり,防長一揆で破綻した藩財政再建に着手。越荷方拡充・専売制などで一定の成果をあげたが,家臣の借財整理を意図した37カ年賦皆済仕法への反発,幕府の諸国専売制の禁止で財政再建策がゆきづまり,44年(弘化元)辞任。55年(安政2)後継者の周布(すふ)政之助に登用された直後に病死した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう