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Vincenzo Ragusa(ラグーザ)

生没 1841.7.8~1927.3.13 イタリアの彫刻家。シチリア島パレルモ生れ。パレルモ塑像学校で学ぶ。全イタリア美術展では暖炉装飾彫刻で最高賞を受賞。日本派遣の選抜競技会に首席で合格,日本政府に招かれ1876年(明治9)来日し,工部美術学校彫刻科教授となる。約6年間滞日し,アカデミックな写実主義彫刻の技術と理論を教え,日本の洋風彫刻の基礎を築いた。清原玉と結婚。帰国後,パレルモに工芸学校を設立。日本の漆芸を伝えることに尽力した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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