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清華家(せいがけ)

摂家につぐ公家の家格。近衛大将をへて大臣に昇るが,太政大臣まで昇進できた。平安末期から形成され,華族家・英雄(えいゆう)家などと称し,鎌倉時代にほぼ固定した。その内訳は,閑院(かんいん)流の三条(転法輪(てんぽうりん))・徳大寺・西園寺・今出川(いまでがわ),花山院流の花山院・大炊御門(おおいみかど)(以上藤原氏),村上源氏の久我(こが)で,七清華といわれた。いずれも平安末~鎌倉時代に天皇の外戚となったり,権臣をだした。江戸時代に,一条昭良(後陽成天皇の皇子)の子冬基に始まる醍醐家,八条宮智仁(としひと)親王の子忠幸に始まる広幡(ひろはた)家が加わり,九清華となる。いずれも1884年(明治17)に侯爵となるが,三条家のみは実美(さねとみ)の功績により公爵となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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