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チャールキヤ朝(チャールキヤちょう)

インドの王朝。これには次の4王朝がある。(1)マイソール北部のバーダーミを都として,ハルシャ・ヴァルダナの進出を押え,南のパッラヴァ朝と攻防を繰り返した王朝。550年頃からデカンを支配した。(2)その王朝のプラケーシン2世の弟の子孫はヴェーンギーを都として,630年から970年までアーンドラ地方を支配したが,チョーラ朝と合体した。(3)バーダーミの王朝を破ってデカンを2世紀間支配したラーシュトラクータ朝に代わり,カルヤーナを都とした王朝。973~1189年間にマイソールとアーンドラ内陸部を含む広大な領域を支配した。(4)974~1238年にグジャラートを支配した王朝もあった。これら4王朝は6世紀から13世紀のインドの政治勢力の歴史に大きな役割を果たした。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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