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ヒヴァ・ハン国(ヒヴァ・ハンこく)

16世紀初めアラル海南方,アム川下流域のホラズム地方に成立したウズベク人の政権。ハン家はシャイバーン朝と同じジョチの血統に属し,17世紀初頭からヒヴァを首都とした。長くブハラ・ハン国と覇権を争い,18世紀にはウズベク,トゥルクメン諸部族の抗争とナーディル・シャーの侵攻に苦しんだが,19世紀初めチンギス・カンの血統に属さないコングラト部族が新王朝を開いて統一を実現。1873年ロシアの保護国となり,ロシア革命後の1920年赤軍の介入した革命で滅亡した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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