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大空位時代(だいくういじだい)

Interregnum 1254(56)~73年間のドイツ王=神聖ローマ皇帝位が実質的に空位となっていた時期。コンラート4世が没し,ホーエンシュタウフェン朝が絶える(54年)と,彼への対立王だったオランダ伯ヴィルヘルムが帝位についた。さらにその死(56年)後の選挙はリチャード・オヴ・コーンウォールとカスティリャ王アルフォンソの二重選挙に終わり,両者ともにドイツを実質的に支配できなかった。この状態は73年,ハプスブルク家のルードルフ1世が国王に選ばれてようやく終わる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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