1. ディオクレティアヌス

ディオクレティアヌス

Gaius Aurelius Valerius Diocletianus 240?~313頃(在位284~305) ローマ皇帝。初めディオクレスといい,兵卒から身を起こし皇帝となるや,帝国を2人の正帝と2人の副帝により分治する制度(四分統治)を始めた。国内や辺境の反乱を収め,帝国を統一して後期ローマ帝国の基礎を置いた。特に全国の行政制度を根本的に改革し,またカピタティオ・ユガティオと呼ばれる農業課税制度を始めて財政の建て直しを図ったが,貨幣価値の切下げにも頼ったため物価騰貴を招き,301年最高公定価格令を発した。伝統を守る立場から,303年キリスト教徒大迫害を開始したが失敗,退位した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう