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トゥグルク朝(トゥグルクちょう)

Tughluq 1320~1413 デリー・サルタナットの第3の王朝。トルコ系の地方総督ギヤースッディーン・トゥグルクが,ハルジー朝を倒して樹立。第2代の王ムハンマド・ビン・トゥグルク(在位1324/25~51)は,一時デカンを征服し,デリー・サルタナット期の最大版図を実現したが,その後諸反乱に悩まされた。次の王フィーローズ・シャー・トゥグルクはよく繁栄を回復したが,その後衰退が進み,1398年のティムール軍の侵入により,同朝は事実上滅亡した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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