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松前慶広(まつまえよしひろ)

生没 1548.9.3~1616.10.12 織豊期~江戸初期の武将・大名。松前藩初代藩主。蠣崎季広(かきざきすえひろ)の子。志摩守のち伊豆守。1590年(天正18)上洛して豊臣秀吉に謁見。翌年九戸政実(くのへまさざね)の乱に秀吉方として参戦。93年(文禄2)秀吉の朝鮮出兵につき肥前国名護屋に赴き,秀吉から船役徴収権をえる。これにより檜山(ひやま)安藤氏から自立し,蝦夷島主となる。99年(慶長4)それまでの蠣崎姓を松前に改める。1604年徳川家康からアイヌ交易独占権を認められ,藩の基礎を固める。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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