1. 室生寺 金堂中尊像(むろうじこんどうちゅうそんぞう)

室生寺 金堂中尊像(むろうじこんどうちゅうそんぞう)

金堂に並ぶ5体の立像の中尊。釈迦如来像とされているが,古文献などから薬師如来像として造られたものとみられる。榧(かや)材の一木造,彩色仕上げ。衣文の漣波式(れんぱしき)(衣文の小波が2条ずつあるもの)ともよぶ細かい彫法に特色があり,制作時期は9世紀後半から末頃と推定される。光背(こうはい)は板の表面に彩色で文様と化仏(けぶつ)を表したいわゆる板光背で,古さと出来映えの点で代表的な遺品である。像高234.8cm。国宝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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