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熱残留磁気法(ねつざんりゅうじきほう)

住居跡の炉や窯跡の焼土が帯びている地磁気の偏角や伏角を測定し,遺構の年代を決定する方法。地磁気の方位はある程度の規則性をもって変動していること,いったん加熱された炉跡や窯跡の焼土はその時点での地磁気の方位を残留していることなどの性質を利用した方法。古代以後の測定に有用で,とくに窯跡の年代決定に使用される。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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