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農業協同組合(のうぎょうきょうどうくみあい)

1947年(昭和22)12月15日施行の農業協同組合法により設立された協同組合。略称農協。第2次大戦前の産業組合,戦時の農業会の後身。販売・購買・信用・共済・指導などの事業を総合的に営む総合農協と,養蚕・畜産・酪農・養鶏・園芸の作目別の販売・購買・指導などを行う専門農協とがあり,一般に市町村・都道府県・全国の系統3段階制組織をとる。農協の活動期は,50年代後半までの再建整備期(51年の農林漁業協同組合再建整備法など),60年代から70年代前半にかけての高度経済成長下の拡大期(61年の農協合併助成法),70年代後半以降の経済低成長下の転換期(82年の系統農協経営刷新強化方策)の3期にわけられる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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