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御館の乱(おたてのらん)

上杉謙信の死後,家督をめぐって養子の景虎(北条氏康の子)と景勝(謙信の姉婿である魚沼郡上田の長尾政景の子)の間におきた越後国の内乱。1578年(天正6)3月,謙信の死をきっかけに,景勝は春日山城,景虎は府内の守護館である御館を拠点に抗争を開始。国人勢力を二分する争いとなった。79年3月,景虎の御館が落ち,80年には,その余党も景勝に降って乱は終息。景勝の越後における権力基盤は飛躍的に強化された。 (山川 日本史広辞典, 1997年, 山川出版社)

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