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フェルガナ

Ferghana 大宛(だいえん)シル川の上流,東西300km,南北150kmの盆地。古くから東西世界を結ぶ陸路の要衝にあたり,漢代には大宛の名で知られ,ブドウ酒,名馬の産地として有名であった。住民はイラン系であったが,西突厥(にしとっけつ),カラハン朝に支配され,トルコ化,イスラーム化した。1876年ロシアに併合されて州となり,現在はウズベキスタン共和国,クルグズ共和国,タジキスタン共和国に分属。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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