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万里の長城(ばんりのちょうじょう)

秦の始皇帝が統一後に匈奴(きょうど)防御のためつくった。戦国時代の趙(ちょう),燕で部分的に築かれたものを修理し連結したといわれ,西は臨_(りんとう)から東は遼陽に及んだ。漢の武帝のとき西方は玉門関まで延長。現存の長城はそれより南にあり,明代の15~16世紀に修復,完成したもので,西は嘉峪関(かよくかん)から東は山海関に達する。全長約2400km。長城地帯は南北両民族の交錯線であった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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