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バクティ

bhakti ヒンドゥー教の神に対する絶対的帰依の信仰。『バガヴァッド・ギーター』によってこの信仰が確立し,行為(カルマ)と知識(ジュニャーニャ)と並んで解脱(げだつ)に至る最上の道とされた。その後この思想は広まり,12世紀のラーマーヌジャによって,カーストを問わず,人間的な愛情をもって一心に神に献身することが説かれて,中世インドの宗教改革運動の重要な要素となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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