1. パイシー

パイシー

Paisij Hilendarski 1722~73 ブルガリアの修道士。1745年ギリシアのアトスのヒランダル修道院で修道士となる。オスマン帝国内やヴォイヴォディナのスレムスキ・カルロヴツィ府主教座などを旅し史料の収集に努め,62年『スラヴ・ブルガリア史』を教会スラヴ語で著す。内容は史実に則していない部分も多いが,序文では当時商業言語,教会言語であったギリシア語への傾倒を批判し,民族語や民族の歴史を学ぶことを強調。同書の写本は60部を超え,19世紀のブルガリア民族再生運動の先駆けとされる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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