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保護貿易主義(ほごぼうえきしゅぎ)

protectionism 外国貿易における競争から国内の産業を保護,育成するためにとられた政策。輸入面においては高率の関税や輸入制限などの障壁を設け,輸出にあたっては奨励金などによって,国家が直接貿易に介入した。重商主義時代のイギリスは,典型的な保護貿易政策をとったが,19世紀前半にイギリスが自由貿易に転じてからは,その圧力に抵抗するために保護貿易が後進諸国の政策の基本となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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