1. 北虜南倭(ほくりょなんわ)

北虜南倭(ほくりょなんわ)

15世紀中葉以後,明朝が悩まされた南と北の外患をいう。北虜は北方のオイラト部やタタル(韃靼(だったん))部の侵入を,南倭は中国沿岸での倭寇(わこう)の略奪をさす。北では,1449年オイラト部エセンの軍に正統帝(英宗)が捕われたのをはじめ,16世紀にはタタル部ダヤン・ハーンやアルタン・ハーンの侵入に苦しんだ。南では,中国人を主とする後期倭寇の活動に苦しめられた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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