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イエズス会(イエズスかい)

カトリックの修道会。ジェズイット教団,ヤソ会ともいう。1534年イグナシオ・デ・ロヨラとその同志により設立され,教皇パウルス3世の認可を受け(40年),数年後ロヨラの著『霊操』にもとづく会憲ができた。設立後の2世紀間にヨーロッパ各国と海外の布教に成功し,最も強力な団体となったが,プロテスタントジャンセニズム,絶対主義君主などの攻撃を受け,1773年クレメンス14世により解散させられた(ロシアでは存続)。1814年ピウス7世のとき復活し,歴代教皇の庇護を受け,現代の世界最大の修道会となった。学問研究,教育にも力を用い,各国内に大学その他の機関を経営している。日本には1549年会員フランシスコ・ザビエルが,中国には83年マテオ・リッチが初めて渡来した。会の標語は「より大いなる神の栄光のために」である。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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