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マサリク

1850~1937 チェコの政治家,哲学者。モラヴィア出身。ウィーン大学で学び,1882年にプラハ大学の社会学・哲学教授に就任。91年に青年チェコ党選出のオーストリア帝国議会議員。1900年には自由主義的なリアリスト党(チェコ人民党)を組織し,オーストリア批判を展開した。第一次世界大戦中は国外で独立運動を指導。1918年のチェコスロヴァキア独立で初代大統領に就任。西欧型民主主義を擁護し,極端な民族主義を排して,35年に引退するまで同国の議会政治の安定に尽力した。主著『チェコ問題』『ロシアとヨーロッパ』。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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