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マクリージー

1364~1442 マムルーク朝期のエジプトを代表する歴史家。イブン・ハルドゥーンの講義に参加し,影響を受けた。ムフタスィブ(市場・風紀監察官)やマドラサ教師など多くの行政職を歴任後,著作に専念。その主著『諸王朝の知識の道程』は,同時代の社会全体を鋭く観察した年代記。ほかに,カイロの詳細な『地誌』『伝記集』なども著名である。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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