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磨崖碑・石柱碑(まがいひ・せきちゅうひ)

古代インド,マウリヤ朝のアショーカ王が各地に刻ませた碑文。臣民にダルマの政治を説き,ダルマの実践を求めたもの。岩石に刻まれた磨崖碑は辺境各地に,磨かれた石柱に刻まれた石柱碑は中央のガンジス川流域に分布する。主にプラークリット語,ブラーフミー文字で記されるが,北西部にはギリシア語やアラム語のものも存在する。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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