1. マイソール王国(マイソールおうこく)

マイソール王国(マイソールおうこく)

Mysore インドの南部,カルナータカ地方に興った王国。王はヒンドゥー教徒で,「オデヤ」の称号を持つ。1610年,ラージャがヴィジャヤナガル王国から分かれて即位し,王朝を樹立した。初め在地有力者層の連合政権としての性格を持っていたが,チッカ・デーヴァ・ラージャ(在位1673~1704)の時代に内政・軍事改革が行われ,集権的政治体制が構築された。しかし1760年頃,家臣だったムスリムの軍人ハイダル・アリーに実権を奪われた。99年,アリーの子ティプー・スルタンがマイソール戦争に敗れて死ぬと,イギリスはヒンドゥー王権を復活させた。その後イギリス領インドに編入されたが,1881年,再び王権が復活させられて藩王国となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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