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モンロー主義(モンローしゅぎ)

Monroe Doctrine 1823年モンロー大統領は,ヨーロッパ諸国がアメリカ大陸に新たに植民地を持つこと,あるいは古い政治制度を持ち込もうとすることに反対し,一方アメリカはヨーロッパの問題には関与しないと言明した。これはモンロー主義と呼ばれ,アメリカの基本的外交原則となり,アメリカ‐メキシコ戦争の前にはカリフォルニア問題へのヨーロッパの国々の干渉を排除する根拠として,また19世紀末から20世紀初頭には国内秩序を維持できない西半球諸国へのアメリカの干渉権を主張する論拠として引き合いに出された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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