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モザイク画(モザイクが)

mosaic 多様な色彩の石片,陶片,硝子,貝および金箔(きんぱく)などの角形小片で描いた絵画。早くは紀元前5世紀のギリシアにみられ,キリスト教公認以後,キリスト,聖母,諸聖人,聖書の諸場面などを聖堂の壁面や天井に描くようになって,ビザンツ美術として発展した。ラヴェンナの聖ヴィターレ聖堂,イスタンブルの聖ソフィア聖堂,同ホラ修道院(トルコ名カリエ・ジャーミィ),アテネ郊外のダフニ修道院,ヴェネツィアの聖マルコ聖堂など優れた作品が各地に現存する。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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