1. モエンジョ・ダーロ

モエンジョ・ダーロ

Mohenjo Daro インダス文明の都市遺跡。パキスタンのシンド州,インダス川西岸にある前2300~前1800年頃の都市。遺跡名は「死者の丘」の意。東に市街地,西に一段高い城塞部が分離して配された計画都市。いずれにも焼煉瓦が建築材として利用されている。城塞部には大沐浴場や会堂,穀物倉庫が建設されている。市街地には大通りが数本あり,いくつもの小路がこれに直交している。住宅はいずれも小路側に面して建てられている。いくつかの住宅には室内に井戸が配され,またほとんどの住宅には排水溝が設備され,大通りの本溝につながっている。出土品が豊富で,「神官像」をはじめ,テラコッタ像,凍石(とうせき)製印章,彩文(さいもん)土器などが多数出土している。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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