1. ネルチンスク条約(ネルチンスクじょうやく)

ネルチンスク条約(ネルチンスクじょうやく)

Nerchinsk 尼布楚 1689年ロシアと清国の間に締結された対等の条約。清がヨーロッパ諸国と結んだ最初の条約で,清は康熙(こうき)帝,ロシアはピョートル大帝の治世にあたる。シベリアを東進したロシア人は,17世紀中葉以後アムール川を南下し,沿岸に城塞を築き清の北辺に迫った。中国本土征服を終えた康熙帝は,これに反撃し,両国間にこの条約が締結された。その結果アルグン川‐外興安嶺を境とする両国国境の画定をはじめ,両国間の通商規定や,亡命者の処遇,越境に関する規定などが成立した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう