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相対性理論(そうたいせいりろん)

theory of relativity アインシュタインによって提唱された物理学理論。特殊(1905年)および一般相対性理論(16年)がある。特殊相対性理論は質量とエネルギーの関係公式(「E=mcの2乗」,光速の近くでは時間がゆっくりになる)で広く知られる。一般相対性理論は時間,空間,物質を対象とする壮大な学説で,1919年の日食の際に太陽近くでスペクトル線の屈折(重力赤方偏移)を観測,確認された。宇宙の誕生,発展,消滅(ブラックホール)を予測,説明する量子力学の理論的基礎となる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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