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安国寺恵瓊(あんこくじえけい)

生没 ?~1600.10.1 戦国末期の禅僧。諱は恵瓊,字は瑶甫(ようほ)。一任斎・正慶と称する。安芸国の銀山城主武田信重の遺児という。1541年(天文10)銀山城が落城し武田氏が滅亡した際,同国安国寺に入る。53年に竺雲恵心(じくうんえしん)の弟子,1600年(慶長5)に京都南禅寺の住持となる。毛利氏の使僧として活躍。のちに豊臣秀吉の直臣のような存在となる。関ケ原の戦では毛利輝元に味方し,京都で梟首(きょうしゅ)となる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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