1886年(明治19)6月に山梨県甲府の雨宮製糸工場でおこった女工のストライキ。日本最初の工場労働者のストライキといわれる。県の生糸商・製糸家により同年2月に組織された生糸組合の規約中に女工の工場選択の自由を拘束する工女取締規定が設けられ,管理が強化されたのに対して,6月14日100余人の女工が職場を放棄。16日組合規約の緩和という成果をえて終結した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう