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阿弥陀堂(あみだどう)

阿弥陀仏を本尊として安置した堂。中国では東晋の僧慧遠(えおん)が盧山(ろざん)の般若台精舎(はんにゃだいしょうじゃ)に阿弥陀仏像をすえたのに始まる。日本では奈良時代に阿弥陀信仰が流行し,東大寺阿弥陀堂などが造られた。平安後期の浄土信仰の隆盛にともなって,この世で阿弥陀仏の極楽世界とその荘厳(しょうごん)を心に描いて一心に思いをこらし観相念仏を唱えるため,阿弥陀堂が数多くたてられた。藤原道長の法成(ほうじょう)寺,同頼通の平等院鳳凰堂(1053)や富貴(ふき)寺大堂(12世紀前半)・願成寺白水阿弥陀堂(1160)などが代表。京都浄瑠璃寺阿弥陀堂(1107)は道長の頃に始まった九体阿弥陀堂の唯一の現存例。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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