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アプト式鉄道(アプトしきてつどう)

登山鉄道の一方式。線路の中央にのこぎりの歯状のラックレールを設け,車両下部の歯車とかみあわせて走行する。急勾配を登る鉄道に利用される。日本では1893年(明治26)に開通した信越線横川―軽井沢間で使用。最急勾配は1000分の66.7。60mm間隔に並べた3本のラックレールを使用し,両側のレール面より75mm高く敷設された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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