1. 用語
  2. 日本史 -あ-
  3. 安達謙蔵(あだちけんぞう)

安達謙蔵(あだちけんぞう)

生没 1864.10.23~1948.8.2 明治~昭和期の政治家。肥後国生れ。済々黌(せいせいこう)卒。ソウルで「漢城新報」を発刊。1895年(明治28)閔妃(びんひ)殺害事件に加わるが不起訴釈放。1902年衆議院議員初当選。憲政会・民政党の党人派の中心となり,巧妙な選挙采配から「選挙の神様」とよばれた。31年(昭和6)満州事変勃発後,挙国一致の協力内閣を提唱して第2次若槻内閣を退陣に追い込み脱党。翌年国民同盟を結成したが,40年解党し,大政翼賛会顧問に就任。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう